【お悩み相談室】気になる子どもの爪噛み…どうしたらいい?

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先日、我が家に遊びに来てくれたT君は、とても元気でやんちゃな小1の男の子。

 

室内のいろんなおもちゃで遊び、走り回って活発だったのですが、休憩タイムでテレビを観始めると爪噛みをし始めました。

 

それを見たT君のママは…

 

「やめなさい、爪がなくなるよ!」

 

「血が出るよ!!」

 

「赤ちゃんみたいでかっこ悪いからやめなさい!!」

 

と一生懸命声をかけるのですが、爪噛みは一向に治まらず…。

 

『最近爪噛みばかりして、血がにじんだりして痛そうで見てられない…』と悩んでいるようだったので、ちょっとだけアドバイスさせてもらいました。

 

今回は子どもによくある爪噛みについて、

  • なぜ爪噛みをするのか
  • わが子の爪噛みにどう対応すればいいのか
  • どうすれば治るのか

 

保育士母さん
私の保育と子育ての知識&経験を元に簡単にまとめてみました。悩んでいるママたちの参考になれば嬉しいです。 

 

爪噛みの原因

爪噛み 原因

爪噛みは、本人の意思でなく無意識に爪を噛んでしまうことを言います。

 

ひどくなると爪を深爪にするだけでなく、血がにじむまで噛んでしまうので、子どもの癖の中でもママが心配になる癖の代表です。

 

原因としてよく挙げられるのがこの4つ。

  1. ストレス・不安
  2. 愛情不足
  3. 欲求不満
  4. 何となく…

 

保育士母さん
まずは1つずつ詳しく見てみましょう。

 

ストレス・不安

ある一つの出来事があったとしても、子どもの性格や感受性、育ってきた環境などによって感じ方はさまざま。

 

例えばクラス替えがあったとして、ワクワクして張り切る子どももいれば、新しい環境に不安を感じる子どもがいます。

 

担任の先生が厳しい先生に変わったとして、先生はイヤだけど仲良しの友達がいるからへっちゃらの子どももいれば、先生がイヤだから学校に行きたくないと訴える子どももいます。

 

保育士母さん
娘は5歳になるまでに2度爪噛みをした時期があります。

 

その1つの原因は、給食が苦手でノロノロ食べの娘(当時5歳になったばかり)に担任の先生が「早く!」と机上をトントン叩くことでした。

 

早くにそのストレスを取り除くことができたおかげか、2か月ほどで爪噛みは自然消滅しました。

 

たとえ些細なことであったとしても、子どもによってはとても大きなストレスや不安になることがあるので要注意です。

 

愛情不足

愛情不足というと放任や虐待などを思い浮かべるかもしれませんね。

 

ここでいう愛情は、親がどうがんばって関わっているかではなく、子ども自身がどう感じているかが大切になってきます。

 

例を挙げると…

  • 弟や妹が生まれてお兄ちゃんになったことが嬉しい…だけどお母さんが自分より赤ちゃんの方ばかりに向いているのが寂しい…
  • お出かけの時に赤ちゃんを抱っこしているママを見ると何となく寂しい…
  • 弟が僕のおもちゃを取ったのに、取り返した僕が怒られた…
  • お兄ちゃんのおやつより、僕のおやつが少なかった…

 

こんなことは、兄弟がいればよくあることですが、まだ自分の思いを上手に表現できない小さな子どもや繊細なタイプの子どもは愛情不足ととらえてしまう場合があります。

 

お母さんがいくらがんばって平等に関わっているつもりでも、子ども自身がそう感じていなければ本当の意味での平等にはなりません。

 

保育士母さん
娘の爪噛みの原因のもう一つが、愛情不足でした。

 

弟が生まれたばかりで、赤ちゃん中心の生活になっていたので、娘が寂しい思いをしないように…と意識的にスキンシップをとるようにしていたのですが、爪噛みを始めて『なんでー???』と驚いたことがあります。

 

娘(当時3歳)といろいろ話していくと、私が良かれと思っていたスキンシップよりも、下の子と同じようにしてほしかったのだということがわかりました。

 

具体的にしてほしいことをさらに2人で話し合い

  • 寝る前に授乳スタイルでおしゃべりする
  • おっぱいを触わる
  • 寝る前に少しだけおっぱいを飲む(マネだけど…)
  • 寝る前に『大好き・〇〇ちゃんは宝物だよ♡』

 

これらをすることで、爪噛みが治まりました。

 

欲求不満

子どもが何かをしようとすると「それは危ないからダメよ!」とか、「こうしたほうが上手にできるよ!」と声をかけてしまうママがいます。

 

子どものことを心配してのことですが、子どもによっては自分の考えを否定されたとか、信用されていないとか、失敗は許されないと感じ、自分が本当にやりたいことができずに欲求不満が溜まることがあります。

 

保育士母さん
学校でも、先生が注意ばかりするので、先生の目が気になって自分らしさが出せないとか、クラスのリーダー的な友達の目が気になって、やりたいことや言いたいことができない場合なども欲求不満になることがあります。

 

何となく…

爪がガタガタになっていたから噛んで整えていたら癖になった、爪が伸びていたので噛んでいたら癖になったなど、特に理由もなく…ということもあるようです。

 

緊張したときに口元を触ると落ち着くとか、ガムを噛んだら緊張がほぐれたという人がいるように、口は精神安定の効果があるそうです。

 

保育士母さん
心地よい行為は癖になりやすいですから、爪はこまめに手入れしてあげるとよいですね。

 

爪噛みを治す方法

爪噛みを治す 方法

わが子が爪噛みをしていると、止めさせないと!と思うママが多いはず。

 

その理由は

  • かっこわるい
  • 癖になったら困る
  • チック症のようで自分の子育てが悪いように感じる
  • 爪が痛々しい
  • 爪が変形しそう
  • 不衛生

 

そのほかにもいろんな理由があるかもしれません。

 

早くやめさせたいからといって、注意したり・叱ったりするのは逆効果!!

 

人前で注意することや言葉次第では自尊心を傷つけてしまい悪化させる原因になります。

 

保育士母さん
まずは見て見ぬふりがベストです!

 

子どもが爪噛みをしているときに親ができること

爪噛みをしているな~と思ったらまずは以下のことをやってみましょう。

 

1.見守る

見て見ぬふりをしながら、しっかり考察しましょう。

 

  • どんな時に噛んでいるか
  • どの程度噛んでいるか
  • 園や学校でも噛んでいるか
  • 他のチック症状などはないか

 

普段忙しく過ごしていると、見過ごしてしまっていることがあるかもしれません。

 

保育士母さん
子どもの様子をしっかり観察し、成長を把握するいい機会になります。

 

2.他のことで紛らわせる

テレビを観ているときに爪噛みをするなら、子どもを膝に抱いて手をつないで観るとか、ブロックで一緒に遊ぶなどして、一時的ですが爪噛みを止めさせることができます。

 

  • 手を使う遊びに誘う
  • 手をつなぐ
  • 散歩へ行く
  • 一緒に料理をする
  • 手伝いを頼む
  • 砂場で遊ぶ

 

保育士母さん
一時的に止めても意味がないと感じるかもしれませんが、爪噛みをしないように働きかけたことがスキンシップや愛情不足を埋めることにつながり、改善する場合もあるんですよ!

 

3.大きい子には、なぜいけないかを説明する

年長児くらいになれば、こちらの言っていることがよくわかるので、爪噛みが良くない理由を説明するのも効果的です。

 

  • 爪には目に見えないバイキンがたくさん隠れているから口に入れないほうがいいよ
  • 爪がなくなってしまうと、指の力が入らなくなってしまうよ

 

保育士母さん
爪を噛むことのデメリットを伝え、爪噛みをする子ども自身は否定しないことが大切です!

 

4.爪噛みの背後にある子どもの心に寄り添う

子どもが爪噛みをするのには何かしらの理由があります。

 

1.の見守りの中で考察した情報を元に、子どもの心を探ってみましょう。

 

  • 環境や人的な環境が変わるなどの変化がなかったか
  • 子どもとの普段の会話の中で悩みはなかったか
  • ママ(パパ)が忙しすぎたり、イライラして怒ったりしたことはなかったか
  • ママ(パパや祖父母など)の叱り方が威圧的だったり、子ども自身を否定していないか
  • 学校や保育園、先生やお友達、習い事など子どもを取り巻く世界でつまづきはないか

 

『きっとこうだろう…』と子どもの心を断定するのでなく、『もしかしたらこれかも…いやこっちかもしれないな…』と探偵のように探っていくのがポイントです。

 

日々の何気ない会話の中に、ヒントが隠されているかもしれません。

 

爪噛みをただ抑制するのでなく、子どもの心に潜む何かに気づいてやることや、それを取り除く方法を探り、乗り越えていくことが大切です。

 

そうすることが、根本から爪噛みを治すことにつながるはずです。

 

保育士母さん
小さければ小さいほど、爪噛みの原因を特定しやすく、取り除くことで症状が治まると経験上感じています。

 

大きくなれば人間関係など子どもを取り巻く世界が広がり、親の知らない部分も増えてきます。

 

そうなると原因特定が難しくなるので、小さいうちから何でも話せる親子関係を築いていくことも大切です!

 

まとめ

今日は、子どもたちによくある爪噛みについてお話ししてきました。

 

爪噛みとは、無意識のうちに爪を噛む行為、癖と同じようなものです。

  • 止めさせようとして注意したり、叱るのは逆効果
  • 見て見ぬふりがベスト
  • 爪噛みをしていたら、手を使う遊びや作業へ誘う
  • 大きい子なら、爪噛みのデメリットをわかりやすく伝える
  • ママ探偵になって、爪噛みの原因を探り、根本解決を目指しましょう

 

原因の多くは…

  • ストレス・不安(些細なことでも子どもの個性によってとらえ方はさまざま)
  • 愛情不足(子ども自身がどう感じているかが大切)
  • 欲求不満(何か我慢していることはないかな)
  • 爪が伸びていたり、ガタガタになっていたり、ささくれがある

 

癖がすぐには治らないように、爪噛みも瞬時に治すことはできません。

 

ママが神経質になればなるほど悪化することが多いので、まずは一息ついて、見守るところから始めてみましょう。

 

ママ自身の関わりはどうかな?

 

パパのかかわりは?

 

保育園の先生や、お友達はどうかな?

 

ひとつひとつを考察しながら、子どもの心を探っていきましょう。

 

一見面倒なこの作業をすることで、日頃の自分の関わりを見直し、子どもの今まで気づけずにいた一面を発見することになるでしょう。

 

爪噛みを根本から治療するだけでなく、子どもの心身の健やかな発達にも役立ちますのでぜひトライしてみてください( *´艸`)

 

保育士母さん
この記事を読んでも悩みが晴れない方は、メールにてアドバイスさせていただきますのでお気軽にどうぞ

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ABOUTこの記事をかいた人

【年齢】30代 【出身】岡山県 【家族】超現代っ子の夫、母さん命で未だにおっぱい大好きの娘(4歳)、 ヤダ期で甘えん坊の息子(2歳) 【職歴】保育士 【趣味】畑仕事、保存食作り、ディズニーリゾート旅行の妄想、 健康のための調べ物 【性格】気になり出したらまっしぐら。 A型と間違われるO型。 虫とホラーは苦手だが、家族の為ならゴキブリと戦える! 保育で得た知識はあるがわが子の子育てにはほぼ役立っていない。